新選組とみりんの街「流山散歩」

寺田園

今、住みたい場所として人気の千葉県・流山市。人口増加率が全国一になりました。
みりん発祥の地、そして新選組と縁ある街として知られています。

流山の玄関口、流鉄流山線・流山駅。「関東の駅百選」に選定されています。
流鉄線は営業路線5,7kmと短く、都心に一番近い秘境路線といわれています。
カラフルな車両が特徴的。

流山の本町通りは文化財指定の建物が点在する古い町並み。夕やみが迫ると家々の前の行灯に灯がともり風情ある光景が見られます。

「寺田園旧店舗」には今年8月27日、日本茶カフェ”葉茶屋 寺田園」がオ-プン。
みりんを使用したオリジナルメニューが用意されています。
2階は万華鏡を中心としたギャラリー&ミュ-ジアム。

古民家を活用したイタリアン・レストラン「丁字屋」

明治時代からある蔵を改装した蔵カフェ「灯環」。地元の新鮮野菜を使用したメニューが人気です。

流山は江戸時代からみりん醸造のまちとして繁栄。”万上みりん”が創業した場所です。

「一茶双樹記念館」

みりん開発者の一人”秋元三左衛門”は俳句をたしなみ、小林一茶とも深い親交がありました。
一茶が度々訪ねた秋元邸が記念館として一般開放されています。
入場無料、「開館時間=9:00~17:00、休館日=月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始」

(記念館の内部)

「近藤勇陣屋跡」

新選組は甲州での新政府軍との戦いに敗れ流山に逃れてきました。ここは新選組の陣屋があった場所。この地で近藤勇は土方歳三と袂を分け、自ら新政府軍に出頭しました。

「赤城神社」

赤城神社の鳥居前に掲げられた長さ10m、重さ500kgの「しめ縄」
地元の方々によって作られた3本のしめ縄をより合わせています。
しめ縄はあらゆる不浄を遮るとされています。