関東地方の沈下橋(潜水橋)

沈下橋

沈下橋(潜水橋)は洪水時に橋面が水面下になり、もし橋が流されても廉価で簡単に復元できるのが利点です。
欄干がないのが特徴で、基本的に木造で造られました(近年は強度補強にためコンクリートなども使用されています)
四国の四万十川に架かる沈下橋が有名ですが、関東地方にも多くの沈下橋がみられます。
度々、映画やテレビドラマのロケに使われます

八幡橋(越辺川)

埼玉県の越辺川、坂戸市と川島町との境に架かる沈下橋(現在、橋脚の腐食が激しいため通行禁止になっているようです)
同じく越辺川に架かる島田橋はNHKの大河ドラマを始め、多くの時代劇のロケ地として使われました。

すぐ近くには川島町・白鳥飛来地があります

多和目天神橋(高麗川)

埼玉県日高市の高麗川に架かる沈下橋。東武越生線・川角駅より徒歩25分。
このあたりは川が頻繁に蛇行を繰り返し、洪水が発生しやすい地形になっています

久野瀬橋(久慈川)

茨城県、暴れ川と呼ばれる久慈川に架かります。JR水郡線・袋田駅より徒歩15分と比較的アクセスが良いです
久慈川で唯一の木造沈下橋

他にも茨城県・つくばみらい市、小貝川に架かる小目沼橋は一度は見ておきたい沈下橋です。
こちらも度々、大河ドラマなどの撮影地になっています。