里山ガ-デンとズ-ラシア動物園

里山ガ-デン

横浜市旭区には都会では失われつつある里山風景が多く残されています。なかでも「里山ガ-デン」では色とりどりの花々が訪れる人々を楽しませてくれます。(入園無料)

JR横浜線中山駅から神奈川中央バス「鶴ヶ峰駅」行に乗車し、20分で「よこはま動物園北門」バス停で下車。

約10,000平方メートルの大花壇は圧巻の美しさ。
春と秋に期間限定で「里山ガ-デンフェスタ」が開催され、一般開放されます。
開催についての詳細は公式HPで確認して下さい。

秋にはコスモスやコキア、ジニアなど多種多様な花々が咲き誇ります。
大花壇に設置された遊歩道を色どりを愛でながら散策します。
春にはパンジ-やビオラなどパステルカラ-の花々が楽しめます。

所々に可愛らしいフラワ-アレンジメントが置かれています。つい何枚も写真を撮ってしまいます。

フェスタの開催中には様々なイベントも。

里山ガ-デンに隣接して、横浜市営の「ズ-ラシア動物園」があります。
この動物園はお子さんばかりでなく、大人にも人気の動物園。
「生命の共生・自然との調和」をテ-マとした動物園で、世界の気候別・地域別によって8つのゾ-ンに分け動物を展示。
ズ-ラシアという愛称は動物園(ZOO)とユ-ラシアを掛け合わせた造語で、公募で名付けられました。
入場料や開園時間などの詳細は公式HPで確認して下さい。


ズ-ラシアのシンボル「オカピ」は1999年に日本で初めてズ-ラシア動物園で公開。
上品な佇まいから「森の貴婦人」と言われて、公開当時から人気を博してきました。

「アフリカのサバンナ」ではキリンやエランドなどの草食動物と肉食のチ-タ-が同居。
絶妙な距離感が、この取り合わせを可能にしているのでしょう。ここが見たくてズ-ラシアに来ました。
草食動物の群れのまわりをチ-タ-がウロウロしています。どのようなドラマが待っているのかと期待して暫く観察しました。(何事もなく、平穏な状況が続きます)

里山ガーデンの東側に隣接する「県立四季の森公園」は自然の丘陵や谷戸を活かしてつくられた公園。懐かしい里山風景が残されており、園内の至ところに自然の清水が湧き出ています。
毎年6月初めには自然発生したホタルが見られます。「ホタルの夕べ」と題したイベントも開催。

私はつい最近までこの公園の存在を知りませんでした。
実際に行ってみるとホタルの多さにビックリです。夜の闇をほのかな光を漂わせて舞うホタルの姿は幻想的。
入園無料でアクセスも良く本当にお勧めの場所です。

少し離れていますが「新治里山公園」(横浜市緑区新治町887)では地元農家・旧奥津邸の主屋・長屋門・土蔵が無料で見学ができます。

大都市・横浜市ですが、旭区や緑区付近にはまだまだ自然豊かな里山風景が多く残されています。大切に残していって欲しいと思います。