紅葉の絶景を楽しむ「五十里湖」

五十里湖の紅葉

栃木県の「五十里湖(いかりこ)」は男鹿川をせき止めて造られたダム湖。長さ5km、幅300mの細長い湖です。日光国立公園の中に位置しています。
五十里という名は江戸の日本橋から五十里(一里=約4km)離れた位置にあることから名付けられました。
五十里ダムは男鹿川・鬼怒川・利根川の治水と水力発電を目的として造られたダムです。

野岩鉄道・川治温泉駅から徒歩20分。

山に囲まれた五十里湖は紅葉の名所。10月下旬~11月下旬に見頃を迎えます。
展望台やダムの堰堤から紅葉に彩られた五十里湖を眺めることができます。

ここは混雑することなく、静かに紅葉狩りが楽しめます。

日が差すと湖面に山々の紅葉が鮮やかに映し出されます。


五十里ダムの下流側の紅葉も素晴らしい。

五十里ダムでは3月から11月にかけて、月1回程度「環境放流見学会」が実施されています。毎秒100トンの勢いで放流が行われます。


川底に繁茂する珪藻類を洗い流すのが目的です。
見学会の詳細については「鬼怒川ダム統合管理事務所」の公式HPで確認して下さい。

川治温泉は男鹿川と鬼怒川が合流する渓谷に位置しています。江戸時代からケガに効用がある湯治場として人気でした。
「川治ふれあい公園」には”かわじいの湯”と”むすびに湯”の2つの足湯があり、無料で楽しめます。