秩父三大つらら「三十槌の氷柱」

三十槌の氷柱

秩父市大滝にある秩父三大氷柱の一つ「三十槌(みそつち)の氷柱」
今年の冬は気温が低いため見事な氷柱が出来上がってるとのことで出掛けました。

西武秩父駅より西武観光バス「三峯神社」行に乗車し、50分で三十槌バス停で下車。
入場には環境整備協力金200円が必要です。

荒川沿いの河原に降りていくと氷柱が見えてきました。まずは石清水が作る天然の氷柱です。人の手は一切加えられていません。

土・日・祝日は大変な混雑と聞いていたので、平日に訪れて正解でした。
人もまばらで静かに氷柱を見ていられます。荒川のせせらぎが心地よい空間を作り出しています。

(大規模な)人工の氷柱ゾ-ン

氷が作り出す芸術美が岸壁いっぱいに広がっています。

耳を澄ますと、たびたび氷が割れる音がします。

岩から垂れ下がる大きな氷柱

帰りのバス時刻まで時間があるので「秩父湖」に行ってみます。なだらかな坂道を歩いて40分で到着。
今年は貯水量が少ないようです。以前に来た時は水を満々と貯え、湖面が氷に覆われていました。うっすらと雪も被って何とも言えない冬の風情が感じられました。

展望台からの「二瀬ダム」

西武秩父駅に戻り、駅前温泉「祭り湯」のフ-ドコ-トで秩父名物「わらじかつ丼」を食べます。
わらじかつ1枚の(小)を注文。”わらじかつ”は衣がサクサクしていて、さっぱりとした味わい。2枚盛りにすればよかった。

秩父三大氷柱のなかで一番新しく作られたのが「あしがくぼの氷柱」
全て人工の氷柱ですが、その規模の大きさに驚かされます。
西武線「芦ヶ久保」駅から徒歩12分。電車の車窓からも会場を見ることができます。

例年1月下旬から2月下旬に開催。料金は大人400円

芦ヶ久保観光の目玉として地元の方々が運営。川から汲み上げた水をスプリンクラ-で散水して氷柱を作っています。

氷柱に直接触れられる場所も

約30mの高低差がある山の斜面に氷柱が作られています。上から見下ろす氷柱は絶景です。