「秩父ミュ-ズパ-ク」のイチョウは10月下旬から11月上旬に黄葉の見頃を迎えます。
西武線西武秩父駅や秩父鉄道秩父駅から「秩父ミュ-ズパ-ク循環バス ぐるりん号」乗車。
南口、ミュ-ズパ-ク中央、展望台入口などいくつかのバス停留所があります。
詳細は秩父ミュ-ズパ-クの公式HP交通案内で確認して下さい。
西武秩父駅より歩いて20分の「ちちぶ銘仙館(めいせん)」に立ち寄ります。「ちちぶ銘仙」に関する資料を展示、織機や染物の体験もできます。
1930年に建築された「旧埼玉県秩父工業試験場」を改築して開館。本館やノコギリ屋根の工場は国の登録有形文化財です。
建物の外観が見たくて立寄りました。
ちちぶ銘仙館・・・秩父市熊木町28-1 0494-21-2112
1時間かけて秩父ミュ-ズパ-クまで歩きます。
荒川に架かる橋長530mの秩父公園橋。近代的な美しいフォルムから「秩父ハ-ブ橋」とも呼ばれています。
つづら折りの坂道を歩いて行きます。途中にある”秩父三十四観音”の第二十三番 音楽寺。
お寺の名前から音楽を志す人たちが多く訪れます。
秩父ミュ-ズパ-クの展望台からは秩父のシンボル「武甲山」が見えています。
手すりにはカップルさんが括り付けた 南京錠がいっぱい。
夜にはライトアップされ秩父盆地の美しい夜景が見られます。ここは恋人たちのデ-トスポットになっています。
卒業ソング「旅立ちの日に」のメロディ-が流れています。今、全国各地の卒業式で歌われているこの歌は秩父が発祥です。 手すりに歌詞が掲げられています。
真っ直ぐに伸びる「スカイロ-ド」。両サイドは約500本のイチョウ並木になっています。
ゆっくり歩道を歩いて散策するのもいいですが、園内にはサイクリング貸出所が南口と北口にあります。スカイトレインも走っているのでいろいろな楽しみ方ができます。
鮮やかに色づいたイチョウと真っ青な空が調和した美しい光景が広がります。
「ミュ-ズアロ-」と名付けられたモニュメント。弓矢をイメ-ジしていて、その矢は武甲山に向けられています。
そこには秩父神社の女神と武甲山の男神との悲哀伝説が関係しています。このモニュメントには恋を叶えたいという強い願いがつまっているのですね。
この公園は「雲海」の名所としても有名です。発生しやすい時期は春と秋で、ピ-クは11月です。夜に地表付近の空気が冷えて霧が発生し、早朝にかけて雲海が見られるそうです。
私も是非一度見たいと思っていますが、いまだその機会に巡りあっていません。
秩父ミュ-ズパ-クは「イチョウの黄葉」「秩父盆地の夜景」「雲海」と絶景がつまっている場所です。