神秘の地下神殿「大谷資料館」

大谷資料館

宇都宮市の大谷(おおや)地区は江戸時代から「大谷石」の採掘が盛んだった場所。
品質の良い大谷石は加工しやすいため外壁などに使用されました。
平成30年に大谷石採掘の歴史が「日本遺産」に認定。

今、話題のスポット「大谷資料館」。昭和61年まで採掘されていた大谷石の地下採掘場跡です。

JR宇都宮駅から関東バス「大谷・立石」行に乗車し、30分で資料館入口下車。
入館料は大人800円。開館時間や休館日などは大谷資料館公式HPで確認して下さい
2万平方メ-トルにもおよぶ地下空間では、コンサ-トや美術展などにも使用されています。

入口にある「愛の泉」


地下30mは平均気温8℃前後。夏でも涼しく快適に過ごせる場所です。

地下空間の広さに圧倒されます。ライトアップもされ神秘的な雰囲気。SNSでこの空間が「地下神殿」のようだと話題になっています。
入口にはかつて切り取られた大谷石が並べられています。

突然、人の気配。ちょっとビックリです。

壁に縞模様のような跡。手掘りで採掘が行われていた名残です。採掘には気が遠くなるような時間が費やされたのでしょうね。

幻想的な空間

「るろうに剣心」や「暗殺教室」など数々の映画・ドラマ・ミュージックPVのロケ地になっています。
コンサ-トやイベントに使われる舞台があります。

所々に光が差し込む場所。 うっすらと水が溜まった池に数本の柱。天井にはぽっかりと穴が開いています。

モニュメントもお洒落

「教会ゾ-ン」では実際に挙式が行われています。普段は非公開ですが、特別公開される時もあるようです。

1Fには展示室があり大谷石や採掘に関しての資料を展示しています。

すぐ近くにある「大谷景観公園」

対岸には切り立った岸壁と「お止め山」が聳え立ち、野趣あふれる景色です。

この資料館は幅広い年齢の方々で賑わっていました。今、人気沸騰の観光スポットです。