福島県の裏磐梯に位置する名勝・五色沼湖沼群。神秘の湖沼へ夏季の青春18きっぷを利用して出掛けます。
上野を午前6時頃に出発→小金井→黒磯→新白河→郡山→猪苗代と乗り継いで11時20分頃に現地到着です。全行程約5時間
駅舎の目の前には「磐梯山」の雄大な姿。
磐梯東都バス「裏磐梯高原駅」行に乗車し、30分で五色沼入口下車です。バス本数は非常に少ないので事前に磐梯東都バスHPで確認して下さい。
1888年(明治21年)磐梯山頂北側の水蒸気爆発によって山体崩壊を起こし土砂が川を堰き止めて多くの湖沼が形成されました。五色沼もその時にできた湖沼群。
数十の湖沼からなり主なものが「毘沙門沼」「赤沼」「みどろ沼」「弁天沼」「るり沼」「青沼」「柳沼」です。沼によってグリ-ンやブル-などそれぞれ色が違う不思議な湖沼群。
色が異なるのは水中に含まれる火山性物質が影響しているといわれています。(他にも天候や季節などの要因も)
2016年にミシュラン・グリ-ンガイド1つ星に認定され、国内外から大勢の観光客が訪れるようになりました。
五色沼にはハイキングコ-スが整備されています。比較的平坦で歩きやすい遊歩道です。
今回は毘沙門沼から柳沼(約4km)までを歩きます。ゆっくり歩いて2時間程です。
最初の「毘沙門沼」は五色沼最大の沼。ボ-トも楽しめます
「裏側から見る磐梯山」、正面から見る磐梯山とは趣が違います。この眺望は裏磐梯を代表する景観
遊歩道の入口にある大きな熊鈴を一回鳴らして歩き出します
「赤沼」は五色沼でもっとも酸性が強く、その影響で赤い色になるといわれています
「弁天沼」は澄んだブル-色。一番静けさを感じさせる沼です
「るり沼」からも磐梯山が見られます。ここからの景色が一番気に入りました。
広い展望台が設置されているので、ゆっくりと大自然を感じることができます
「青沼」はその名の通り鮮やかなブル-色の沼
ハイキングコ-スの出入口に最も近い「柳沼」。岸辺の樹林が鏡のごとく水面に映しだされています。
それぞれに魅力ある7つの沼を楽しむことができました。評判通りの絶景です
ハイキングコ-スをぬけると裏磐梯最大の湖「桧原湖(ひばらこ)」の湖畔に出ます
最大水深が31mもあり水が驚くほど透き通っています。冬季になると湖が全面氷結し、氷上ワカサギ釣りをする人々で賑わいます
帰りは最寄りのバス停「裏磐梯高原駅」から猪苗代駅に戻ります。
福島県を代表する観光地「五色沼」は一生のうち一度は訪れたい場所です