湘南の人気観光地「江の島」

江の島の夕日

神奈川県の「江の島」は都心からも近くアクセスが良い観光地。江の島には魅力ある観光スポットがコンパクトにつまっています。
潮風を感じながら、島中をゆっくりと散策してみます。

小田急江ノ島線「片瀬江の島」駅から出発。
この駅は「竜宮造り」を取り入れた独特の駅舎。屋根にはシャチホコの代わりにイルカが載っています。

江の島弁天橋を渡るとすぐに「江島神社」に向かう参道になります。
この弁財天仲見世通りには旅館や飲食店、お土産店などが軒を連ねています。
なかでも人気なのが”あさひ屋本店”の「丸焼きたこせんべい」。若者たちの長い行列が出来ていました。

参道の突き当りには”日本三大弁財天”の「江島神社」(辺津宮)が鎮座しています。
江島神社は「辺津宮」、「中津宮」、「奥津宮」の三社の総称。
それぞれの社には天照大神と須佐之男命の間に生まれた三姉妹が祀られています。


「瑞心門」は竜宮城をイメ-ジした建物。

階段を上るのが苦手な方は「エスカ-」(有料)で江の島の頂上まで行けます。

階段を上って5分ほどで「中津宮」に。朱色鮮やかな社殿です。
弁天様の羽衣をイメ-ジした掛所には可愛らしい「美人絵馬」。多くの女性方の願いがつまっています。

更に階段を上っていくと江の島の頂上です。

「サムエル・コッキング苑」は南国ム-ド溢れる植物園。明治15年に貿易商サムエル・コッキングが造成しました。

夜にはイルミネ-ションが開催。
「関東の三大イルミネ-ション」の一つです。江の島のシンボル「江の島シ-キャンドル」も電飾されます。

「奥津宮」は海を守る神様。江島神社の中で、一番上の姉神とされています。

奥津宮を過ぎ、奥の階段を下りて行くと「稚児ケ淵」に出ます。

大海原の景色が広がり、岩礁に打ち寄せる波が飛沫を上げています。晴れた日には富士山が美しく見えるスポット。

さらに遊歩道を進むと「江の島岩屋」があります。

江の島の岩屋洞窟は、長年の波の浸食によりできた海食洞窟。奥行152mの第一岩屋と、奥行56mの第二岩屋からなります。
入場料大人500円。年中無休ですが、台風などで荒天の場合には閉鎖される場合があります。「営業時間9:00~16:00(季節によって異なります)」

第一岩屋では各自に手持ちのロウソクが手渡せられます。そのロウソクの明かりを頼りに洞窟内を進みます。


奥に見られるのが”江島神社の発祥の地”。552年に欽明天皇の勅命で神様を祀ったのが江島神社の始まりです。
この洞窟には富士山の麓にある鳴沢氷穴と繋がっているという伝説があります。

第一岩屋と第二岩屋をつなぐ通路からの絶景

第二岩屋ではライトアップによる演出が行われています。

洞窟の奥には龍神が祀られています。
江の島には”天女と五頭龍伝説”が残っています。悪行を重ねていた五つの頭を持つ龍が、天女の美しさに魅了され改心したという。

五頭龍の伝説にちなんだ「龍恋の鐘」。恋人が固い絆を誓い合うLOVEスポットです。

帰りに食堂で名物「江の島丼」を頂きました。スライスしたさざえを卵でとじた丼。なかなか美味しい丼でした。

「江の島の夕日」

江の島は度々、メディアでも紹介される観光地。季節折々のイベントも行われ、何度訪れても楽しめる場所です。