桜満開、京都の「嵐山」

嵐山 渡月橋と桜

3月下旬、桜が満開の京都・嵐山へ。阪急嵐山線・嵐山駅から「渡月橋」に向かいます。
満開の桜が川面に映っています。

桂川の中州にある「嵐山公園 中之島地区」

公園から望む渡月橋

渡月橋を渡った「嵐山公園 亀山地区」では山桜が山の斜面をピンク色に彩っています。

渡月橋の上流を遊覧する屋形船。船頭が竿一本で遊覧する和船です。
嵐山を代表する風情ある光景です。

「天龍寺」は格式高い「京都五山」の一つ。庭園”曹源池庭園”は日本で初めて史跡・特別名勝に指定されました。
参拝料は諸堂・庭園共で大人800円(庭園のみは500円)
拝観時間などの詳細は公式HPで確認して下さい。

玄関で「達磨図」がお出迎え。モチ-フは禅宗の祖師、達磨大師です。


庭園は約700年前、僧侶で庭園作りの名人といわれた「夢窓国師(むそうこくし)」によって手がけられました。亀山・嵐山を借景として取り込んでいます。
大方丈の廊下に座って暫く庭園を眺めました。

縦165㎝、横10mあまりの巨大な空間に描かれた「雲龍図(うんりゅうず)」は日本画家・加山又造画伯の作。龍がぎろりと睨みをきかせています。

鈴木松年画伯の「旧雲竜図」

大方丈の東側にある枯山水の庭園。

多宝殿付近では枝垂れ桜が満開。見ごたえのある大振りの枝垂れ桜です。

天龍寺の北門は「竹林の小路」に直結。嵐山でも人気のフォトジェニックなスポットです。
手入れされた竹林が約400m続きます。最も京都らしさが感じられる観光名所。

竹林の隙間からの木漏れ日が眩く、竹の葉が風に揺れてサラサラと音を立てています。

例年より観光客は少ないようです。

縁結びにご利益があると言われる「野宮神社」
掛所には恋愛にまつわる願い事を書いた絵馬がいっぱい。やはりカップルさんと若い女性が多いですね。

「野宮のじゅうたん苔」はビロ-ドのような苔が一面に敷き詰められた苔庭

豆腐料理店「稲」で食事をとります。嵐山は豆腐料理が有名です。
湯豆腐や湯葉がセットになった定食を注文。やっぱり本場の豆腐は美味しい。

初めての嵐山、桜満開の時期に来れて大満足です。次は紅葉の美しい時期に出掛けたいと思います。