東京から一番近い棚田といわれる「大山千枚田」。房総半島・鴨川市の山間部に位置しています。
里山の美しい景観が残されており、「日本の棚田百選」に選ばれています。
JR安房鴨川駅から路線バス「長狭線・金谷線」に乗車し、15分で大山千枚田入口バス停で下車。徒歩20分です。

バス停から棚田の最上部までなだらかな坂道を歩いて行きます。
稲刈り後の「はざかけ」、まさに”日本の原風景”といえる景観が広がっています。


急傾斜地に375枚の棚田が階段状に並んでいます。平地が少ない土地では、山の斜面を開墾して水田を作ってきました。
棚田は面積3,2ヘクタール、東西600m・南北150mの範囲に及びます。



「野焼き」風景


大山千枚田は日本で唯一雨水のみで耕作を行っている「天水田」です。
棚田は貴重な生態系や環境を守る役目も担っています。

地元の方々が制作した案山子

毎年秋にはLEDを用いたライトアップイベント「棚田のあかり」が開催されます。
4色のLEDライトで彩られる幻想的な光景が楽しめます。詳細はこちらで
この棚田には「棚田オ-ナ-制度」があります。公式HPで確認して下さい。