栃木県野木町にある「野木町煉瓦窯」は明治の初めに煉瓦を焼成するために使われたホフマン式輪窯
日本で唯一原型をとどめている輪窯で、国の重要文化財に指定されています
保存修復工事が終了し、現在一般公開されています。見学に関しての詳細はこちらで確認して下さい
隣接する「野木ホフマン館」には煉瓦窯に関する展示室やカフェが設置されています
煉瓦窯の外観は16角形の煉瓦造りで、中央に高い煙突があります
ホフマン式輪窯は窯を環状に配置。点火後に連続して焼成が行われるように設計された窯
野木煉瓦窯は16区画の窯で構成されています
内部には入ると、ぐるりと円形状に窯の上部が見渡せます。そこにはいくつもの小さな窯があり、そこから粉炭を入れて燃焼させました
内側と外側にはレ-ルが敷いてあり、トロッコで燃料を運搬
中心には煙突の出入り口(煙突内部の修理などの時に使用)、通常は煉瓦で塞がれていました
屋根は寄棟式で内側には複雑な小屋組みで補強しています
野木町煉瓦窯は近くの谷中湖(ハートの形をした渡良瀬貯水池)と共に「恋人の聖地」に認定されています
セットでお出掛けするのがお勧めです
煉瓦窯の北側にあるメタセコイア並木では秋になると美しい紅葉が見られ、SNS映えすると多くの見物客が訪れるスポットです
谷中湖(ハ-ト池)