神奈川県の宮ケ瀬ダムは日本でも数少ない観光放流が行われるダム。
観光放流は例年4月から11月までの期間に行われます。詳細は県立あいかわ公園公式HP(関連サイトー宮ケ瀬ダム)で確認して下さい。
小田急線「本厚木」駅から神奈川中央バス「宮ケ瀬」行バスに乗車し、60分で終点下車。
宮ケ瀬湖畔園地の「水の郷商店街」には食堂やお土産店が軒を並べています。
「水の郷大吊り橋」は遊覧船乗り場の桟橋とを結ぶ吊り橋。
橋長315mの吊り橋を渡りながら宮ケ瀬湖の絶景が見られます。
秋になると宮ケ瀬湖周辺は美しい紅葉で彩られます。
遊覧船に乗って宮ケ瀬ダムへ。遊覧船「ミ-ヤ丸」は宮ケ瀬・湖畔園地とダムサイトを結んでいます。(料金大人:往復1000円、片道600円)
遊覧船から見る紅葉は息を吞む美しさ
ダムの堰堤から下を眺めると、ちょっと怖い
「水とエネルギ-館」ではダムや水資源に関する展示を行っています。「取水ゲ-ト操作体験」などユニ-クな仕掛けもいっぱい。
館内のレストランで名物「ダム・カツカレ-」を頂きました。
ダム上から見る紅葉に染まった山々
「インクライン」に乗ってみます。(料金大人:往復500円・片道300円)
インクラインはダム下とを結ぶケ-ブルカ-。ダムの建設時に稼働していました。
(ダム内には無料のエレベ-タ-も設置されています)
放流を心待ちにダム間近で身構えます。轟音とともに放流が始まりました。
2か所の噴出口から流れ出る水の筋が、徐々に太くなっていきます。
初めて見る観光放流。目の前を豪快に水が流れ落ちる様子に圧倒されます。
大量に流れ落ちた川底から、水しぶきが舞い上がります。
あっという間に6分間の放流が終了しました。
ダム下、一帯は「県立あいかわ公園」。ここは愛川町です。
宮ケ瀬湖は宮ケ瀬湖畔園地がある清川村、相模原市、そして愛川町の3市町村にまたがっています。
宮ケ瀬ダムの下流にある「石小屋ダム(宮ケ瀬副ダム)」
かつてこの辺りは中津川渓谷という美しい渓谷でした。石小屋ダムは中津川渓谷を模したデザイン。まわりの景観と調和するように配慮されています。
帰りは愛川大橋バス停から本厚木駅に戻ります。
宮ケ瀬湖(湖畔園地)では12月になると「ジャンボクリスマスツリ-」が約1万の電球で装飾されます。
水の郷商店街をはじめ湖畔園地もイルミネ-ションで彩られます。