夏でも爽やかに歩ける奥日光をハイキングします。今回はまず「湯滝」に行き、その後「戦場ヶ原」を歩きます。
東武日光駅で「湯元温泉フリ-パス大人3300円」を購入。
「湯元温泉」行バスに乗車。いろは坂を上り始める頃激しい雨に。予定通り歩けるか不安です。
幸いにも湯滝入口バス停に着く頃には雨はすっかり上がりました。
バス停から5分で湯滝到着。
湯滝は湯ノ湖から流れ落ちる高さ70m、長さ110mの名瀑。滝の間近に観瀑台が設置されています。
轟音をたてながら流れる様は豪快で迫力があります。
湯滝は”華厳の滝” ”竜頭の滝”と共に「奥日光三名瀑」の一つです。
湯滝の脇には湯ノ湖まで上れる階段が整備。横から岩壁を流れ落ちる滝の姿が楽しめます。
ここから「戦場ヶ原」に入っていきます。戦場ヶ原には中禅寺湖を巡って男体山の神と赤城山の神が戦ったという神話があり、名前はそこから由来しています。
戦場ヶ原はかつては湖で長い年月の間に湿原化。 日本でも尾瀬や上高地と並ぶ規模の大きい高層湿原です。
広さ400ヘクタ-ルにも及び、自然研究路が整備されています。夏の暑い時期でも気温は平地より相当低いので心地よく歩くことができます。
しばらく湯ノ湖を源流とする湯川に沿って歩きます。湧き水がみられる”泉門池”や”青木橋”を通って行きます。
戦場ヶ原では一年を通して湿原に咲く花々が楽しめます。特にワタスゲが見頃を迎える6月中旬から8月上旬には大勢の観光客で賑わいます。
この日もホザキシモツケやオニユリが目を楽しませてくれました。
草原の向こうには「男体山」、山頂には雲がかかっています。
赤沼バス停から「英国大使館別荘記念公園」に向かいます。最近、頻繁にメディアで紹介されている観光スポット。
いったん中禅寺温泉バス停まで戻り、そこから「半月山」行バスに乗り換えてイタリア・英国大使館別荘記念公園バス停で下車。
明治から昭和初期にかけて中禅寺湖畔には、各国の大使館をはじめ多くの外国人により別荘が建てられました。
「英国大使館別荘記念公園」は明治29年に建てられた別荘を(平成28年に)120年の時を経て復元・整備されました。
日光自然博物館の付属施設。詳細は公式HPで確認して下さい。
縁側のソファーに座り暫く中禅寺湖の景色を楽しみました。何故、この地に別荘がつくられたのがよく分かります。
館内の「ティ-ル-ム 南4番クラシック」では”スコ-ン”が人気。優雅なティ-タイムはいかがでしょうか。
隣接して「イタリア大使館別荘記念公園」があるので、あわせて訪れてみて下さい。
東武日光の駅前にある「揚げゆばまんじゅう」で有名な「さかえや」。ここで日光の氷室でつくられた”かき氷”を注文。ふわっとした食感でかき氷がこんなに美味しいものかと驚きでした。
日光はいつ来ても、何度きても楽しめる場所です。