夏盛りの清津峡と「もぐら駅」土合

清津峡トンネル

今、SNSスポットとして話題の新潟県十日町・清津峡。日本有数の雄大な渓谷美がみられる場所です。夏盛りの八月に訪れました。


”もぐら駅”として知られる土合駅に途中下車。上野を出発し→高崎→水上と電車を乗り継いで土合に到着。約3時間30分の行程です。

降り立った土合駅のホ-ムはトンネルの中。そこには待合室やトイレらしきものがあります。電車が通り過ぎる時は怖いくらいの轟音です。

ホ-ムから地上の駅舎まで462段、高低差70m余りの階段。もぐら駅と言われる所以です。迫力の階段を上って駅舎に向かいます。

駅舎の中にあるカフェ。最近、何度もテレビで紹介されています。

かつての駅務室につくられました。こだわりのアイスコ-ヒ-はホントに美味しい。

土合駅の外観。三角屋根のかわいい駅舎です。ちょっと時間があったので、駅周辺を散策。国道を歩いていると橋から滝が見えてきました。「湯吹の滝」です。人工の滝ですが、水の流れ落ちる轟音が物凄く迫力満点です。

駅に戻り、長い階段を降りて”下りホ-ム”へ。
次の目的地、越後湯沢は乗車時間25分。清津峡は越後湯沢駅から「森宮野原」行バスに乗車し、25分で清津峡入口下車です。
行きも帰りもバスの本数は非常に少ないので注意が必要です。
目的の清津峡渓谷トンネルはバス停から徒歩30分。暑さの中、汗びっしょりになりながら歩きます。

入場料大人800円。営業時間などの詳細は公式HPで確認して下さい。

第一見晴所からの眺望。柱状節理の岸壁が目の前に迫り、怖いくらいの迫力です。

第二見晴所にあるトイレ。外から中はミラ-になっているため見えません。しかしトイレ内からは景色を見ながら用が足せます。
(最近白と黒のストライブ状にペイントされました)

第三見晴所の壁には鏡が散りばめられ幻想的な雰囲気。潜水艦をイメ-ジしたア-ト空間です。

メインのパノラマステ-ション。最近よくメディアに登場しますね。トンネル全面に水が張られ渓谷の景色が水面に移し出されています。この水は清津川から汲み上げられています。
両端から靴のまま先端まで歩いて行けます。

カップルさんの自撮り。いい写真ですね。

清津峡は黒部峡谷(富山県)、大杉谷(三重県)とともに日本三大峡谷の一つ。まさに、ここは一幅の水墨画のような絶景です。

越後湯沢駅に戻り上越線の最終普通電車で帰ります。最終が17:52ってビックリです。
もし乗り遅れたら新幹線で帰るほかありません。地方に行くほど電車の時刻は詳細に調べないといけませんね。