人気温泉地、伊東と熱海をぶらり

伊東のシンボル「東海館」

年も詰まった晦日に雨降るなか伊東から熱海をぶらりしました。
まず以前から行きたかった伊東市の「東海館」へ。昭和3年に建てられた木造3階建ての旅館。川端康成や井上靖など数々の文士が定宿としていました。JR伊東駅から歩いて10分です。


現在は観光施設として開放されています。(入場料大人200円)「開館時間=9:00~21:00(最終受付20:00)、休館日=毎月第3火曜日(祝日の場合は翌日)・元旦」

土、日、祝日には日帰り入浴も可能です。行かれる方は事前に電話で確認して下さい。(東海館 電話番0557-36-2004) 

客室が公開されており、部屋ごとに当時投宿していた文士達の案内板がディスプレイされています。客室には黒檀や檜などの高級木材がふんだんに使用されました。

階段も昭和感たっぷりです。

120畳の大広間。次の間には芸者さんを模した等身大の人形。知らないで近づいたらびっくりです。

東海館を出ると雨も止み、海岸へ。
海岸沿いにある「なぎさ公園」。海上に虹がくっきりとかかっています。こんなに美しい虹は初めて。何か良いことがありそうです。

JR伊東駅にもどり熱海市・来宮に向かいます。
次の目的地は今、話題のパワ-スポット「来宮神社」です。

ここの見所は何といっても大楠です。樹齢2,000年を越える、幹回り24mの大樹。本州で一番大きな木として認定されており、国の天然記念物。


大楠の周りを一周すると一年寿命が延び、願いを念じながら周るとその願いが叶うとされ「延命長寿・祈願成就」の木として崇められてきました。

第二大楠

入口付近には樹齢1,300年以上といわれる第二大楠があります。約300年前落雷により焼失し、現在の部分のみが残されました。こちらは皆さん見落としがちです。

来宮神社では”邪虫除け守”や”酒難除守”などユニ-クなお守りが人気です。

新年を迎えるにあたっていい運気を頂いた気がします。