今、メディアで大変注目されている埼玉県所沢市の人気スポット2ケ所を紹介します。
ところざわサクラタウン・角川武蔵野ミュ-ジアム
サクラタウンはホテルや多目的ホ-ルなどが備えられた複合文化施設。なかでもランドマ-クとなるのが「角川武蔵野ミュ-ジアム」です。
建築家「隈研吾」さんが設計した”岩デザイン”の外観には圧倒されます。
料金や営業時間などの詳細は公式HPで確認して下さい。
5階建てのミュ-ジアム内には「EJアニメミュ-ジアム」や「荒俣ワンダ-ランド」など様々な施設があります。なかでも4階・5階の「本棚劇場」は見ごたえ十分。
四方を高さ8メ-トルの巨大本棚で囲まれています。違い棚の複雑に入り組んだ本棚には約3万冊を収容。この異空間にいると時間を忘れます。
定期的にプロジェクトマッピングが上映されます。ここでの楽しみのひとつです。
本棚劇場の手前にある「エディットタウン」。ここも本棚で囲まれています。約2万5千冊が9つのジャンルに分けて配置されており、自由に本を手に取ることができます。
ゆっくりと気にいった本を探すのも楽しいですね。
夜には隣の東所沢公園でチ-ムラボ「どんぐりの森の呼応する生命」と題したア-トプロジェクトが開催されています。
人々が不思議な形のオブジェに触れることで音色を響かせながら光の色が瞬時に変化。不思議な世界に魅了されます。
隈研吾設計のカフェ「武蔵野樹林カフェ」も人気です。
西武園ゆうえんち
昭和の古き良き時代をテ-マにリニュ-アルされた「西武園ゆうえんち」。今、人気沸騰しています。料金などの詳細は公式HPで確認して下さい。
エントランスには昔懐かしい路面電車が展示されています。
ゲ-トを通る前から昭和のナツメロが流れていて、徐々にテンションがあがります。
入場するとすぐ正面に商店街のゲ-ト。「夕日の丘商店街」です。
入口にある新聞店の店頭に新聞を模したパンフレットが置かれています。
一部貰って園内をチェック。オ-ト三輪の「ダイハツ・ミゼット」がなかなかいい味を出しています。
この商店街は昭和世代にとってタイムスリップしたような気分に浸れる場所です。
駄菓子屋で「りんご飴」を購入。園内での買い物や食事は「西武園通貨」で決済します。
通貨はチケット売り場や夕日丘郵便局で購入。園内の価格設定は時代のテ-マとなっている昭和30年代の物価です。
商店街では「バナナのたたき売り」や路上での「紙芝居」など懐かしいパフォ-マンスが行われています。
商店街住人集合の「ブギブギ祭」や「看板娘かおるの歌謡ショ-」などの楽しいイベントも。
昭和当時の街頭テレビを再現。懐かしいカステラのCMが流れています。奥には銭湯「朝日湯」。ほんと緻密に考えられたロケ-ションです。
商店街で食事ができる店は2ケ所。「喫茶ビクトリヤ」はスパゲッティや4色あるクリイムソ-ダなどが人気のお店で若い方達が行列をつくっています。
「食堂 助六屋」は昔懐かしい大衆食堂。店内はレトロ感満載です。「中華そば」を注文。さっぱりとした醤油味で美味しい。
今回のリニュ-アルで誕生した「レオランド」。漫画家「手塚治」さん作品のアニメキャラと楽しむアトラクションが集まっています。
巨大トリックア-トが人気。
以前からあるアトラクションも残されています。せっかくなので「大観覧車」と「回転空中ブランコ」に乗ります。おじさんにはちょっと恥ずかしい。
最後に今回最も楽しみにしていた映画館「夕陽館」へ。今、頻繁にメディアに登場する「ゴジラ・ザ・ライド」は圧倒的スケ-ルのアトラクション。
実際にこのアトラクションを体験したら思っていた十倍、百倍凄い。驚きの連続で途中でめまいが。そして座席が動くと食い込んだ安全ベルトでお腹が痛い。でも癖になるアトラクションです。
大人でも一日中楽しめる西武園ゆうえんち。今人気が沸騰している理由がわかりました。
帰りに歩いて10分、多摩湖の堰堤へ。
多摩湖に沈む夕日が美しい。隠れた夕日の名所です。
西武園ゆうえんちに来たおりには多摩湖までちょっと足を延ばしてみて下さい。
都心からすぐの所沢。魅力的に進化しています。