南房総の御宿町にある小波月・大波月海岸。リアス式海岸の特徴として岸壁が波打ち際まで迫っています。
この海岸は知る人ぞ知る人気のフォトスポット。夜空撮影のメッカで、特に「天の川」の撮影場所として有名です。
JR外房線・御宿駅から徒歩３０分。
海岸までは駐車場から獣道のような道無き道を歩いて行きます。ここには今、千葉県で害獣として話題になっている「キョン」が生息しています。鹿を小さくしたような動物。
当日も私の目の前をキョンが横切りました。
大波月海岸は１００ｍほどの小さな海岸。ここに居るのは自分ひとり、プライベ－トビーチのようです。
この海岸のシンボル、風化してできた「ろうそく岩」が見えます。
この海岸では初夏から９月にかけて海が凪ぎの日に海女さんの姿が見られるそうです。
岸壁にぽっかりと穴が空いています。穴を潜って向こう側にも行けるようですが、波が高いので危険を感じました。
本当は穴の向こう側からろうそく岩を撮影したかったのですが。
地層むき出しの岸壁。波の浸食によってできた海食洞がいくつもあります。
５分ほど戻ったところにある小波月海岸の入口。
こちらは大波月海岸よりも、もっと小規模の海岸。静かな海岸に打ち寄せる波の音が心地よく心身共に癒されます。
