ノスタルジックな町並み「真壁」

真壁の町並み

桜川市・真壁は筑波山や加波山の筑波山塊の麓に位置する風光明媚な場所。
江戸時代から明治・大正にかけて、この地方の産業の中心地として栄えました。

歴史のある建物が多く残され、関東に6つある重要伝統的建築物群保存地区の一つになっています。
100棟を越える建物が国登録有形文化財に指定。

以前は公共交通機関がない陸の孤島といわれた地域でしたが現在、JR岩瀬駅とつくばバスセンタ-(乗り換えあり)の間でバスが運行されています。こちら桜川市バスつくバスを参照して下さい。

「真壁伝承館」は真壁の歴史を伝える交流拠点。歴史資料館が併設されています。
散策の前に立ち寄ってマップなどの資料を手に入れましょう。
開館時間などの詳細はこちらで確認して下さい。

建物のミュ-ジアムのような街並みを散策します。平日のため人通りも少なく静かな街中です。

「潮田家住宅」、かつて呉服業を営み”関東の三越”と呼ばれた商店。

「三輪家」、大正時代の典型的な商家の造り。

「星野家住宅」、かつての乾物屋。

「川島書店」、現在、営業している店舗に隣接する江戸時代築の見世蔵。

「塚本家住宅」、昭和初期まで酒造業を営んでいた旧家。

「猪瀬家住宅」、豪商の面影が残る佇まい、薬医門は真壁町最大のもの。

「中村家住宅」、真壁で最も歴史のある旧家の一つ。薬医門と築地塀は明治期のもので真壁を代表する歴史的景観です。

「村上家住宅」

「橋本旅館」、映画のロケ地にもなった現役の旅館。

「旅館伊勢屋」、明治中期に料亭として建てられた建物。宿泊、食事処として人気です(食事は要予約)

「旧真壁郵便局」、昭和2年築で真壁町には珍しい洋風建築。真壁に関する資料も展示しています。

「村井酒造」、約300年の歴史を持つ酒蔵。ブランド酒の”公明”は品評会で何度も金賞受賞した銘酒。

「国史跡 真壁城址」
戦国時代築城と言われ、真壁氏が代々支配。四重の堀によって守られた連廓式の平城です。

現在、城跡では発掘調査が行われています。

真壁では毎年2月初めから3月3日にかけて「雛まつり」が開催されます。
街中の各所には雅やかなお雛様が飾られます。地域の方々の”おもてなし”の気持ちが伝わる行事です。詳細はこちらで確認して下さい。