狭山丘陵は東京都と埼玉県に跨る東西11km、南北4kmの丘陵地。
里山の景観が至る所に残っており、東京近郊でありながら大自然に触れられる場所です。
ジブリ映画「となりのトトロ」の舞台のモデルとなったといわれる狭山丘陵。
「トトロのふるさと基金」が寄付金で土地を取得し、”トトロの森”として保護・育成をしています。現在は59ヶ所(2022年5月現在)
西武線・西武球場前駅から歩いてトトロの森を巡ります。
15分ほどで「トトロの森3・15号地」に到着。
「虫たちの森」、新しい生き物を呼び込む試みとして、湿地が作られています。
1991年に基金が初めて取得した「トトロの森1号地」
1号地の階段を上ると、すぐにある「トトロの森45号地」
”うぐいす”のさえずりを聞きながら、静かな小径を歩きます。
「堀口天満天神社」とその周辺の風景
森の中にある”茶畑”
「トトロの木」、民家のお庭に突如として現れます。
狭山湖のえん堤に上がってみます。”東京の水がめ”といわれる人造湖。
四季折々の美しい情景をみせる湖です。ここから見る夕日は美しいと評判。「ダム湖百選」に選ばれています。
早稲田大学所沢キャンパスの近く、「湿性植物の里」にも”トトロの森”指定地があります。
「クロスケの家」は基金が管理する築120年を超える古民家。母屋・茶工場・土蔵は国登録有形文化財です。
茶工場はもともと蚕室として建てられ、後に茶工場に転用されました。当時を知る貴重な建物です。
見学に関する詳細はトトロのふるさと基金公式HPのクロスケの家で確認して下さい。
母屋の座敷にはトトロがど~んと控えています。囲炉裏にも可愛いトトロ。
(写真撮影はOKですが、画像のSNS掲載はNGとの事)
トトロ関連のグッズも販売されています。
映画「となりのトトロ」の情景が思い浮かぶ森を、一日ゆっくりと散策しました。
住宅地からそれほど離れていませんが、深山幽谷の雰囲気が感じられる場所です。