千葉県の木更津は映画・ドラマ「木更津キャッツアイ」の影響で一躍、有名な街になりました。
「東京湾アクアライン」の開通で都心からのアクセスも格段に向上。その木更津の見所を巡ってみます。
まずは木更津のシンボル「中の島大橋」へ。木更津駅から海に向かって歩いて25分。
高さ27m、日本一高い歩道橋です。
橋を渡った先の中の島公園は初夏になると潮干狩り場として賑わいます。


この橋は映画&ドラマ「木更津キャッツアイ」のロケ地。若い男女がおんぶして橋を渡ると恋が叶うという「赤い橋の伝説」が生まれました。

「恋人の聖地」にも認定。恋人たちが括り付けた幾つもの南京錠が。ここのモニュメントはホントに可愛いい。
「狸ばやし」で有名な證誠寺(しょうじょうじ)

作詞・野口雨情、作曲・中山晋平の「證誠寺の狸囃子(たぬきばやし)」はどなたでも一度は聞かれたことがあるでしょう。境内に童謡記念碑があります。
一旦、駅に戻り反対口から歩いて25分の太田山公園へ。
公園内の「きみさらずタワ-」からは木更津市内や東京湾が一望できます。
夜景が素晴らしく「日本の夜景100選」に選定されています。
「きみさらず」とはどの様な意味があるのでしょうか。塔の先端に木更津の地名由来に関係する日本武尊(やまとたけるのみこと)と弟橘姫(おとたちばなひめ)のブロンド像。この二人には悲恋伝説が。
「きみさらず」なんと余韻を残す言葉でしょうか。


木更津駅からふた駅先の袖ケ浦へ。駅から歩いて牛込海岸に向かいます。
牛込海岸には沖合に向かって電柱が並んでいます。もともと沖合にあるアサリの密漁監視小屋に電気を送るための電柱でした。
現在、小屋は使用されておらず電柱だけが残っています。

干潮時間になるとこの辺りは干潟になります

以前、江川海岸でも沖合に電柱が延びる光景が見られました。「日本のウユニ塩湖」と呼ばれ人気のインスタ映えスポットだった場所。

令和1年に老朽化のためすべての電柱が撤去されました。残念ですね。

牛込海岸近くにインスタ映えすると人気の「千葉フォルニア」。道に沿ってヤシの木が植えられ、西側は海に接しているので南国ム-ドがいっぱい。
まるでカルフォルニアにいるかのような気分になれると話題です。

多くの若者が車やバイクでドライブに訪れていました。
(現在、不当駐車や危険な道路横断が頻繁に発生したためヤシの木に「駐車禁止」「撮影禁止」のシ-トが巻かれています)
木更津の観光スポットを巡っていると、よく若者をみかけます。やはり「木更津キャッツアイ」の影響があるのでしょうか。