千葉県我孫子市にある「あけぼの山農業公園」は四季折々の美しい花々が楽しめる場所。
4月には色とりどり16万球のチュ-リップが咲き誇ります。
JR常磐線・我孫子駅から阪東バス「あけぼの山農業公園入口」行に乗車し、15分で終点下車です。
この公園では農産物の収穫を初め、加工実習館では味噌・豆腐作りや手打ちそばなどの体験ができます。入場無料。
「休園日=月曜日・年末年始、開館時間=9:00~17:00」
公園のシンボル「風車」とチュ-リップとの競演はヨ-ロッパを思わせる風景です。
一面に咲くカラフルなチュ-リップ。
フォトスポット”黄色の扉”
チュ-リップは老若男女どなたにも好かれる花ですね。
関東三大弁天の一つ「布施弁天(東海寺)」、本堂・楼門・鐘楼は県重要文化財です。
境内には「ぴんころ地蔵」があります。
亡くなる直前までぴんぴんしていて、苦しまずにころっと亡くなることを願うお地蔵さんです。私も懇ろに”ぴんころ”をお願いしました。
我孫子市は志賀直哉や武者小路実篤など、多くの文化人が住居を構えた場所です。
今でもそれら偉人たちの足跡が残っています。
「志賀直哉邸跡」(我孫子市緑2-7)
「城の崎にて」や「和解」などで知られる小説家・志賀直哉が大正4年から大正12年まで暮らしていた住居。(外観見学自由)
「杉村楚人冠記念館」(我孫子市緑2-5-5)
杉村楚人冠は明治末期から昭和初期にかけて東京朝日新聞で活躍したジャ-ナリスト。
自らも出筆活動を行い、独特の皮肉とユ-モアあふれた文章は人気を博しました。
旧杉村楚人冠邸の母屋をそのまま記念館として利用。
入館料300円。「休館日=月曜日(祝日の場合は翌日)、開館時間9:00~16:30」
「旧村川別邸」(我孫子市寿2-27-9)
親子二代にわたる西洋古代史学者、村川堅固・堅太郎の別荘。
大正から昭和にかけての別荘地としての様子をよく残しています。
入場無料。「休館日=月曜日・年末年始、開館時間=9:00~16:00(最終入館15:30)」
ちょっと場所は離れていますが
「旧手賀教会堂」(柏市手賀666-2)
明治14年に茅葺き屋根の民家を教会堂に転用したもので、現存する日本で唯一の転用教会堂。
見学無料。「休館日=月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始、開館時間10:00~16:00」
ここで見られる「手賀教会堂聖画」は明治期の女流画家”山下りん”の作品。”キリスト”、”マリア”、”機密の晩餐”の3点です。